茹でガエル 熊本市

2024年の人口動態統計で、出生数が初めて70万人を下回り、合計特殊出生率も過去最低の1.15となりました。

これまで現金給付や教育無償化など、様々な対策が打ち出されてきましたが、歯止めはかかっていません。

私が思うに、結婚や子どもを持つという選択の背景には、「将来への夢・希望」があるはずです。

働いても生活が安定せず、教育費や老後への不安が絶えない中で、家庭を築くことは容易ではありません。

制度や支援の充実はもちろんですが、若い世代が夢や希望を持てる社会こそが、少子化対策の根幹だと思います。

もはや手遅れの感は否めませんが、誰もが安心して人生を描ける社会に向けて、今こそ国の覚悟が問われています。