過日、お亡くなりになった元兵庫県議の奥さんが刑事告訴に踏み切りました。
改めて考えねばならないのは、「表現の自由」と「人としての尊厳」のバランスです。
批判や検証は民主主義において不可欠ですが、それが事実に基づかない『嘘八白』、侮辱や誹謗中傷、ましてや故人への攻撃にまで及ぶならば、それはもはや「自由」どころか「暴力」です。
私たち議員は、顔の見える存在として活動している分、攻撃の対象になりやすい現実があります。
私も、ときに他人事ではないという恐怖を感じることがありますが、きっと同じ思いを抱えている公職者も少なくないはずです。
今回の件は、故人への侮辱にとどまらず、社会全体に対する警鐘でもあります。
