共働きだった私たち夫婦にとって、子育ての大きな支えは近くに住む両親の存在でした。
仕事で帰りが遅くなる日には保育園へ迎えに行ってもらい、週末は子どもたちを預かって一緒に過ごしてくれるなど、思えば両親の力なくして子どもたちの成長は語れません。
そして今、立場は変わりました。娘夫婦が仕事で忙しい時や、思うように休みが取れない時には、私たちがかつての両親のようにサポートする側になりました。
両親に受けた恩を、今度は次の世代へ返す番です。
こうして世代を越えて支え合うことが、「家族の力」と思っています。
さて今夕も、歩いて孫を迎えに行く予定です。
小さな手を握りながら、また新しい思い出を重ねられればと思います。



