決算特別委員会 熊本市

本日も決算特別委員会に出席し、午前は農林水産部、午後は土木部の決算を審議しました。

まず農林水産部では、「鳥獣被害防止・ジビエ利活用加速化事業」について質問しました。

年間6億5,000万円が投入されているにもかかわらず、依然としてイノシシやシカによる被害が続いています。

捕獲しても処理や搬出に課題があるとの声もあり、農作物被害の減少効果や捕獲個体のジビエ活用率、さらに今後の改善策を問いました。

午後の土木部では、「危険地区からの移転促進事業」について質問し、がけ地や土砂災害警戒区域などに住む方々の命を守るための重要な事業ですが、決算では執行残が生じ、当初見込みより利用が進んでいません。

本来移転すべき方々が今も危険地域に住み続けている可能性を指摘し、周知や申請手続き、意識面の課題を問いかけました。