やればやるほど 熊本市
トランプ大統領は、これまで幾度となく「ノーベル平和賞を受賞したい」と公言してきました。
今回、イスラエルのネタニヤフ首相とホワイトハウスで和平計画を発表したのも、その一環と見られます。
しかし、この20項目の合意は当事者であるハマスを含まないもので、和平というよりもイスラエルの軍事行動を正当化する布石との批判が強いのが実情です。
ノルウェーのノーベル委員会も外部からの圧力や政治的な売り込みには慎重で、トランプ氏の強い自己アピールはむしろ逆効果になりかねません。
さらに、国際秩序や調停の精神といった賞の理念と、トランプ氏のこれまでの行動との乖離が指摘されています。
平和賞は単なる「合意の演出」でなく、当事者の痛みを分かち合いながら持続的に平和を築く姿勢が問われます。
私見ですが、今回の氏の動きは、その本質から最も遠いものに感じます。
