漂流 熊本市

安全保障はアメリカに、エネルギーは中東依存。その構図のもと、アメリカ・イスラエルとイランの軍事衝突が起きた今、日本は明確な立場を示せず、すくんでいるのが実情です。

ロシアのウクライナ侵略は厳しく非難する一方で、法的根拠の乏しいアメリカの攻撃には触れない。

これではダブルスタンダードとの批判も避けられません。

まして今回の長崎・広島を例えにした発言は到底許されるものではありません。

選挙を目前に、各党に求められるのは自国の防衛と経済、そして原発再稼働を含めたエネルギー政策の在り方について、正面から議論し国民に詳らかにすべきではないでしょうか。

参院選は少なくとも国家の根幹を問う選挙になるべきで、目先の給付や人気取りではなく、未来を見据えた「骨太の選択」が必要と強く感じます。