完全引退 熊本市

モーター大手のニデック創業者・永守重信氏の完全引退の報に一つの時代の終わりを感じさせます。

氏の大胆なM&Aと強烈なリーダーシップで世界企業へと育て上げたカリスマ経営は、日本経済のダイナミズムそのものであり、密かな憧れでもありました。

不適切会計の疑義の中で身を引く決断は、功罪を抱えた経営者の責任の取り方とも言えます。

近年の創業者からサラリーマン経営者へと移る流れの中で、日本は挑戦より安定を優先してはいないか…それが今日の我が国の停滞の要因ではないでしょうか?

さらに私見ですが、この構図は政界にも通じるものであり、世襲が進めば活力は失われます。

多様な経験を持つ人材が起業、手を挙げることが、これからの日本経済・政治の再生の鍵のように思えます。