最新作 熊本市

大好きな作家の一人、今野敏さん。中でも「隠蔽捜査」シリーズは、これまで全作を読破してきました。

その最新作がこのたび刊行され、書店で手に取らずにはいられませんでした。

主人公・竜崎伸也の、組織に迎合せず信念を貫く姿勢、理を尽くした判断力、そして不器用ながらも誠実な生き方には、毎回強い共感を覚えます。

対峙する相手との緊迫した攻防、同級生である刑事部長との丁々発止のやりとり、当初は戸惑いながらも次第に竜崎の真意を理解していく部下たち〜シリーズならではの魅力は健在です。

今回はどんな「分水嶺」が描かれるのか。結末を急がず、じっくりとページをめくりたいと思います。