あり方検討会 熊本市

昨日、県立高校の将来像を検討する「あり方検討会」から提言が出され、熊本市内の大規模校を含む11校について、令和27年度から34年度にかけて学級数を計96から20程度削減する方針が示されました。

少子化の進行により、県立高校は現在60学級分の定員割れが将来110に拡大すると見込まれており、避けることのできない喫緊の課題です。

私はこれまで、4つの大規模校について有識者から学級減の指摘がありながら実行されないことが、市内の一部高校をはじめとした定員不足を招いていると一般質問で指摘してきました。

今回の提言は、その課題を具体的に踏み込んだ点で大きな転換点です。

しかし出生数の急減を踏まえれば、再び見直しを迫られる可能性も早晩あるでしょう。

教育委員会には、従来のスピードではなく時代の変化に即した判断が求められています。