今夜未明のジャクソンホール会議でFRBのパウエル議長が講演し、アメリカの雇用情勢の下振れリスクに触れつつも、利下げは「慎重に、データに基づき判断する」と強調しました。
トランプ大統領からの圧力に屈せず、中央銀行の独立性を守る姿勢をにじませた発言です。
これを受けてNYダウは最高値を更新し、為替も一時2円ほど円高に振れました。
円高は輸入物価の負担を和らげ、物価安定につながる可能性があります。
もっとも、輸出企業には逆風となるため、日本株は今後、内需やインバウンド関連が注目されそうです。
日経平均は今週、史上最高値を記録しましたが、日銀が9月に利上げを見送るか、秋以降の判断に持ち越すかが焦点となります。
アメリカの金融政策の行方が、円相場や日本経済に与える影響を改めて実感させられる局面です。
