万歳 熊本市

参院選の結果が明らかになり、与党が改選議席を大幅に減らす一方で、新興勢力が大きく躍進しました。

これは「政権交代可能な二大政党制」の終焉と同時に、長期に及ぶ多党による混迷の時代の幕開けかもしれません。

巷間云われるように裏金問題やその対応、地方と東京の格差、人口減少・少子化対策の停滞、格差拡大など、山積する課題への向き合い方に対する国民の不信感が根底にあったと感じます。

さらにSNSを駆使した「共感と拡散」が新勢力を後押ししました。

熊本では応援した馬場さんが3選を果たしましたが、市町村毎の結果には畏怖を覚えます。とりわけ全国同様、熊本市はじめ都市部での支持の弱さは深刻です。これは有権者の政治全体への不信が、地方政治やその担い手にも及びつつある兆候と真摯に受け止める必要があります。

私の選挙区も厳しいご意見をいただきましたが、データを見て背筋が凍ります。私自身「誰のための政治か」という原点に立ち返り、活動を続けてまいります。