経営再建中の日産自動車が追浜工場を27年度末に閉鎖するとの発表に、時代の大きな変化を感じます。
一時は台湾のホンハイ精密との協議も報じられましたが、多額の銀行返済も背景にあり、売却の方向で進むようです。
スカイライン、セドリック、シーマ、フェアレディZ…日産の個性的なラインナップはマニアのみならずユーザーにとって垂涎の的でした。
そして私にとっても日産は特別な存在です。初めての愛車は中古のブルーバードで、まだ独身のころ妻と各地を巡った思い出が今も鮮明に残っています。
また、県議に初挑戦して落選した際、金銭的に余裕がなく、息子の『お上がり』で乗ったのも日産のデュアリスでした。
あの時期の悔しさと再起への思いも、日産の車とともにありました。
厳しい局面にあるとはいえ、個人的にも是非もう一度、輝きを取り戻してほしいと心から願っています。
