ある会にて 熊本市

昨日、ある会合で、SNSの情報拡散の怖さを改めて実感しました。

ある方が「熊本の水を前知事が外国資本に売り、現知事がそれを引き継いでいる」という根も葉もないデマを信じておられ、別の同席者も同様の認識でした。

もちろん事実無根であり、その場で否定するとともに、なぜこのような誤解が生まれるのかをお話ししました。

SNSは利用者の関心に合わせて情報を表示する「フィルターバブル」や、似た意見が集まり思考が偏る「エコーチェンバー」などの仕組みを持っています。

こうした環境では、自分の意見が強化される一方で、異なる考えに触れる機会が減りがちです。

参院選を含め、こうした情報環境に染まらないためにも、多様な情報に触れ、自らの判断力を養うことが何より大切と話したのでした。

ともあれ、残念ながらこうした傾向は益々強くなっていくのでしょう。