かつては「デフレ脱却」が国の最重要課題とされ、物価を上げるために大胆な金融緩和や財政出動が行われました。
しかし今や一転、「インフレけしからん」との声が参院選の最中に広がっています。
もちろん、現在の物価高は賃金上昇を伴わない『悪いインフレ』の側面があり、生活の厳しさは理解できます。
ただし一方で、物価高などどこ吹く風、首都圏では数億円するマンションが売買されている現実があります。
ということは、昨日も記したように国民の間で苦しんでいる人と、そうでない人たちとの格差が進行しているのではないでしょうか。
つまり求められているのは、「誰のための政策か」「本当に必要な支援とは何か」を冷静に見極める視点のように思います。
