昨日は、熊日情報文化懇話会の6月例会に出席しました。
今回の講師は「政治と金」の問題に関して鋭い分析で知られる日本大学名誉教授・岩井奉信先生。
演題は「混迷する日本政治と石破政権の行方」。
先の東京都議選の結果や、来月行われる参議院選挙の見通しについて、先生ならではの独自の視点で語られました。
特に印象に残ったのは、①政党の多党化が進んでいる現状 ②組織型選挙が限界にあること ③今まさに日本の政治が大きな変革期にあるという認識の3点です。
長年にわたり政治を研究されてきた先生のお話は、まさに本質を突くものでした。
講演後の短い合間でしたが、私自身の考えを先生に直接伝える機会も得て、有意義な意見交換ができました。
抗うことのできない時代のうねりを受け止め、従来の選挙運動を根本から見直すこと。
その上で、新たな手法を自ら考え行動に移すなど、示唆に富んだアドバイスを頂戴した貴重なひと時でした。
