説明を! 熊本市

「備蓄米2,000円店頭へ」…一方で今回の米不足がなぜ起き、なぜ長期間続いているのか。未だに国から明確な説明はありません。一部では天候不順による不作、外食・中食需要の急増、流通業者の買い占めなどが原因とも言われていますが、真相は不透明なままです。「米が足りない」「価格が上がる」「備蓄米を放出」といった場当たり的な対応では、農水省の需給調整責任や情報発信の不備は否めません。長年「減反政策」を進めてきた国が、なぜ今になって米不足に陥るのか。新大臣に期待するのも結構ですが、何よりその矛盾も含めて、丁寧な検証と説明が必要です。