米価の高騰が続く中、農林水産大臣の一連の発言が物議を醸しています。総理からも厳重注意を受けて発言を全面撤回したようです。再び値上がりして購入を躊躇する、あるいはパンや麺類等の代替食品を選択せざるを得ない多くの国民感情からすると、軽率と言わざるを得ません。お父さんも農水族のボス的存在で、親子2代で農政に精通されているはずです。にもかかわらず、国民感覚との乖離を露呈した今回の発言は、政権全体への信頼にも関わる問題です。さらに言えば、真横にいらした幹部が諌めることができなかったのか…いずれにせよ政治家に求められるのは、特権ではなく共感と責任であることを改めて痛感させられます。さて今日は熊日情報文化懇話会に参加しました。今回はインフラ老朽化の問題に関する講演でした。
